害虫の被害は二通りある

害虫の被害には、大きく分けて2通りあります。
一つは、チャドクガやハマキムシのように葉や茎を食べるもので、これはすぐに見つけられます。
もう一つは、ダニ、アブラムシのように葉や茎に針のようなもの(吸収口)を差し込んで汁液を吸うものです。
こちらの方は、端の色が黄色くなったりするのが、信号です。


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病害虫は環境不良が原因

植物の病害は、病原菌によるものと、その他の生理障害によって起こるもの
この二つに分かれます。
病原菌は農薬による防除が効果的ですが、その他、剪定によって風通しを良くしたり
病気の葉や、その落ち葉などを、ただちに処分することも大切です。
病気の落ち葉をそのまま放置すれば、次の伝染原になりかねません。
次に、生理障害による原因とは、土壌の排水不良や大気汚染によるものです。
排水不良などは、樹木の根腐れにつながり、樹木が虚弱的な体質に陥りがちです。
何が原因なのか、いち早く調査するべきでしょう。


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害虫と台風

今年の秋は、チャドクガが大発生しましたが、あわてふためいて対応に追われている隙に、台風17号がやってきて
強風の影響で、毛虫はもちろんのこと、細い枝ごと風で吹き飛んでしまいました。
中には倒木などの被害もありましたが。
昨年秋は、桜の木に害虫が大発生して、道路が虫の糞でだらけになり、大騒ぎで駆除に奔走しましたが
やはりその後に記憶に新しい、例の大型台風21号がやってきて、あっという間に虫は吹き飛ばされてしまいました。
21号の被害は甚大で、枝折れ、倒木対策や樹木の復旧などの作業には、年末まで手を焼きました。
害虫と台風・・なにか因果な関係だな、といつも思います。

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消毒のタイミング(その2)

先日、お客様より、このようなお叱りを頂戴しました。
新規のお客様で、7月の中旬ごろに植木の剪定をご用命頂いたのですが
その際に消毒のご依頼もありました。
ちょうど梅雨の末期で天候が非常に怪しく、雲のキレ間をみて急いで消毒を実施しました。
そのお客様から9月の中頃お電話がありました。
内容は、ヒメシャラにチャドクガが発生したということでした。
7月に消毒をしたばかりなのに、おかしいではないか、雨で薬が流れたのが原因なのでは・・とお怒りのこ様子です。
確かに考えてみれば、お客様の疑問も一理あります。
しかし、9月に害虫が発生したという事は、春先に卵が既に産みつけられてしまってあった、というのが事実です。
私共が消毒を承った時点では、チャドクガは卵の状態ですから、薬剤で対応する事は不可能でした。
従いまして今回は、チャドクガに限って言えば、予防対策は出来なかったのです。
事前にもう少し、丁寧にご説明を申し上げるべきだったな、と非常に悔いが残りました。
やはり手遅れになる前の、事前の予防措置以外、被害を防ぐ対策は無いようです。

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消毒のタイミング(その1)


葉への浸透移行性の殺虫剤ですが、根元に播くタイミングが大事です。
害虫の発生する1,2か月前から播き始めます。
チャドクガの場合は、5月から6月に第1回目の発生がありますから、3月ぐらいから散布を開始します。また、秋の9月ごろに、第二回目の発生が見られますから、7月ごろから散布を再開します。
害虫発生時期の直前では、ほとんど効果がありませんので、ますれずに、計画的に実施する事が、何より大事です。


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有効な、チャドクガ対策について


チャドクガは、厄介な事に年2回発生しますので、今年の秋に被害にあった場合はほぼ間違いなく、来春も同じ状態になると考えられます。
特に夜間、街灯の光が差し込む場所においては、発生確率はかなり高く、何分外部から飛んでくるものですから、避けようにも避けられません。
こんな場合の予防策としては、迷わずに、樹木の根元に粒状の殺虫剤を播きましょう。
この種の薬剤は、根から薬効成分が吸収されて葉に行き渡る働きがありますから、葉を少しでも食べた害虫は、そこで弱って死んでしまいます。ですから、被害を最小限で、食い止める事が可能です。
ホームセンターなどで、手軽に入手する事が可能ですから、ぜひ一度お試しください。

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都会でのチャドクガ発生、そのメカニズム(その2)


弊社では、大型マンションや、URの団地などで、数多くの植物管理工事を手掛けておりますが
チャドクガ」が発生する場所は、決まって外周やエントランス付近に集中します。
この理由は、その付近に夜間の照明が集中して設置されているからです。
蛾は、これらの光に吸い寄せられるように集まってきて、産卵を繰り返しますので、どうしても、被害が集中してしまいます。
庭園灯やスポットライトのように、高さの低いものはそれほど影響はありませんが
道路の電柱についている街灯・・これには、大きく影響されます。
夜間真っ暗なところにある街灯、その近くに植栽されたツバキ、シャラ、ヒメシャラなどの樹木は明らかに「チャドクガ」の標的となりやすいでしょう。
里山は、夜間は真っ暗ですが、それに比べて都会の夜は、あちこちに明かりがありますから蛾の生息には、もってこいの環境と言えます。
ツバキ同様に、街灯の近くのモッコクなどにもハマキムシが多量に発生して、被害が出ることが多いようです。
「毎年のように被害が出て、非常に困のですが・・」という相談も、よくお客様から寄せられます。

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